中学受験をやめてしまった息子。
うつろな目をしてYouTubeのゲーム実況とゲームばかり。
最初のうちは、大目に見ていましたが、さすがにこのままじゃまずいだろう…と焦ってきました。
そんな時、ネットの広告で目にした子どもがYouTubeを作れるというFULMA online。
正直、YouTubeのゲーム実況自体、見せたくはないのですが、どうしてもやめられないというのなら、逆の発想で自分で作るのなら、まだいいのではないか?という気持ちで「体験レッスン受けてみる?」と聞くと、大喜びで「うん!」
そして、そのまま入会することになりました。
今回は、子ども向け動画制作スクールFULMA onlineについて、ご紹介したいと思います。
FULMA onlineとは
2017年に始まった日本初の個別指導の子ども向け動画制作スクール。
これまでに5000人以上の子どもたちが受講。
理念は「子どもたちのやりたい!をカタチに」
子どもたちの作りたい動画を制作する過程で「学び」を得られる教育サービスを提供。
社会に応援されない子どもたちの夢と向き合う
将来の夢は「サッカー選手」「野球選手」といって、がんばる子どもたち。
しかし、本当にプロになれる人はほんのわずか。
それでも、大人たちはその夢を否定することはありません。
たとえ、その夢がかなわなくても、サッカーや野球に打ち込んだ時間は決して無駄になることはないからです。
ところが、「YouTuberになりたい」というと、つい「何をバカなことを言っているの」と否定してしまう大人が多いのではないでしょうか。
確かに、大金を稼げるYouTuberはプロのスポーツ選手のように、わずかかもしれません。
しかし、動画を作るには、コンテンツを考え、それを録画し、編集するというスキルが必要です。
そこで学んだことは、たとえYouTuberになれなくても無駄になることはありません。
↑ これは、私が読んだものをうろ覚えで加筆し、まとめたものですが、妙に納得してしまったことを覚えています。
別にYouTuberになれなくても、動画編集できるようになるだけでステキなことなんじゃないかなと。
興味を持ったら無料体験レッスン
FULMAでは、無料体験レッスン(zoomで60分)が受けられます。
内容は
①ネットリテラシー講座(15分)
②動画編集体験(25分)
③保護者説明、質疑応答(20分)
詳細は忘れてしまったのですが、子どもはごく簡単な動画の編集を少しやり、その後、私と代わり、レッスン内容や講座の受け方など事務的な説明を受けたと記憶しています。
そして、後日「ご入会お待ちしてます。〇日まで入会金半額です!」みたいなメールが来ました。
そっか。〇日まで半額か!と、あっさり入会を決めてしまいましたが、今日HP見たら、またやっていたので、定期的にキャンペーンをやっているのかもしれませんね。
料金
さて、気になる授業料ですが…
入会金 22,000円
●ライトコース
14,960円/月 (個別授業 40分×2回/月、集団授業 20分×2回/月)
●スタンダードコース
24,860円/月 (個別授業 40分×4回/月、集団授業 20分×2回/月)
●プレミアムコース
44,660円/月 (個別授業 40分×8回/月、集団授業 20分×2回/月)
その他
i-Padを持っている場合 編集ソフト「ルマフュージョン(3,680円)」
i-Padをレンタルする場合 5,500円/月
入会金 22,000円
(以前は3万円ほどでレンタル→退会時に返金 だったと思うので、変わったんですね。)
授業内容
授業はZoomを使って行われます。
個別授業
先生が動画編集の基本を何分間か教えてくれますが、基本的には自分の動画制作です。
宿題はありません。早く作りたい場合は、授業外でどんどん進めてもいいし、ゆっくり進めたい場合は、授業だけでやっている子もいるようです。
息子の場合、事前に自分が作りたい動画のもととなるものを録画しておき、授業時間にそれを編集するという流れでやっています。
専用のシートがあり、まずはそちらにどのような動画を作るのか、考えたものをまとめてから、作業にうつります。
集団授業
①リテラシー講座:ネットを利用する上でのマナーや注意事項についてレクチャーがあり、クイズ形式で答えているようです。一緒に授業を受けたことがないのでわかりませんが、「今日は〇位だった」と言っているので、正答率によってランキングがでるようです。
②優秀作品の紹介:受講生の中から優れた作品が2、3作品紹介され、どの点が優れているのかの説明もあります。
こちらは、こっそりのぞいたことがありますが、どれもオリジナリティのある素晴らしい作品でした。
先生や事務の方との連絡方法
FULMAとの連絡は、基本的にComiruという学習塾専用のコミュニケーションアプリを使ったLINE上で行われます。
事務連絡の「お知らせ」、先生からの授業報告書、問い合わせ・振替希望など、LINE上で簡単にやり取りができます。
こちらの問い合わせについては、すぐに回答がきて、少し複雑な問い合わせについては、事務局の方から電話で連絡がくることもあります。
また、半年くらい経って、オンラインの保護者面談もありました。
保護者への対応はとても丁寧で、インタビューを通して、スクールをさらによいものにしていきたいという熱意が感じられました。
FULMAの先生について
息子の担当になってくださった先生は女の先生、男の先生の二人でしたが、どちらも若くて優しい先生でした。
先生の採用では、自分が作成した動画の提出も求められるそうで、どの先生も動画制作には詳しいのだろうと思います。
また、採用されてから研修があるということで、そこで、子どもに対する声がけの仕方や対応について勉強されるのだろうなと思いました。
これは憶測ですが、子どもに対するポジティブな声かけが徹底されているように感じました。
ですから、先生による極端なあたりはずれというのは、ないのではないかと思っています。
私から見たら、息子が作る動画はYouTubeのゲーム実況のパクリのような拙いものですが、それでも「〇〇がいいね。」「△△という点がすごいね。」と、何とかいい点を見つけてほめてくださいます。
中学受験に挫折して自信を失っていた息子には、こういう親以外の大人から認められる経験は、とても大切だと感じました。
オンラインレッスンなので、先生に直接会うことはできませんが、一度、オフ会のようなものも企画され、直接先生と交流する機会もありました。(残念ながら、参加できませんでしたが)
FULMAのよい点
●子ども自身が好きなことを通して様々なことが学べる
(学べること)
・企画力
・創造力
・プレゼン力
・コミュニケーション能力
・動画編集力
↑ これらは、これからの時代に必要な力なのではないでしょうか。
●YouTuber気分が味わえる。
●自己肯定感を高めることができる。
●動画編集だけでなく、ネットリテラシーについても学ぶことができる。
●子どもや保護者へのサポートがしっかりしている。
まとめ
ということで、FLMAはYouTube大好きなお子さんにおススメの習い事です。
結論から言うと、「自分のYouTube制作にハマって、だらだらとYouTubeを見なくなってほしい」という願いは叶いませんでしたが、息子は楽しそうにやっているので、「好きなことを通して学ぶ」「自己肯定感を上げる」という目的は達成されました。
正直、授業料が高いのが裕福ではない我が家には痛いところですが、「角を折られた息子」の復活には必要な出費であったと割り切ることにしました。
興味を持たれた方は、公式サイトをご覧ください。↓
子ども・小学生が動画制作を学べる習い事 | FULMA(フルマ) | FULMA(フルマ)